2014年05月13日

【動画付き】成城石井 買収の理由 〜ローソンと三越伊勢丹ホールディングス



【動画付き】成城石井 買収の理由  〜ローソンと三越伊勢丹ホールディングス

ローソンと三越伊勢丹ホールディングスが、高級スーパー「成城石井」の買収にそれぞれ名乗りを上げていることがわかりました。

 首都圏などでおよそ110店舗を展開する「成城石井」をめぐっては、2011年に国内の投資ファンド「丸の内キャピタル」が当時のレックス・ホールディングスから400億円余りで買い取っていました。

 関係者によりますと、12日までにローソンと三越伊勢丹ホールディングスがそれぞれ、成城石井を買収する考えを丸の内キャピタルに伝えたということです。

 丸の内キャピタルは400億円を上回る金額での売却を希望していて、今後は正式な入札を行ったうえで、秋にも成城石井の売却先を決める見通しです。


以前からも成城石井は買収がよくあった。
過去を振り返ると
成城石井は2004年10月に創業者一族(石井家)から牛角の親会社レックス・ホールディングスに70.1%の株式が譲渡されたことにより、経営権がレックス・ホールディングスに移り、子会社化された。

当時(2004年2月期)の成城石井の経営数字は、売上高296.54億円(102.94%)、営業利益13.28億円(112.25%:売上対比4.47%)、経常利益14.04億円(−8.47%:売上対比4.73%)、当期純利益7.25億円(−20.15%:売上対比2.44%)であり、自己資本比率は65.70%、総資産154.80億円という状況であった。

その後、 2011年に、レックス・ホールディングスが資産売却を進める一環として、成城石井の株式を売却。入札の結果、三菱系の丸の内キャピタルが買収した。

公開されている財務データからすると成城石井の経営状況は決して悪くない。
むしろ、好調だった事から
今回の買収の理由は
・そもそものオーナーである三菱商事系の販路を使った流通の拡大が思ったほどうまく行かなかった、または販路を拡大しきり、一定の役割を終えた
・三菱系の丸の内キャピタルという投資会社が投資案件として今の売却が適当とみなしている。
などが考えられます。

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